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漢方薬

漢方療法

現代医学の進歩はめざましく、検査技術、新薬や手術の分野で効力を発揮していますが、生活習慣病や慢性病には、一時的に症状は抑えることはあっても根本から治すことはできません。また患者が不調を訴えても、検査の数値に異常がなければ、気のせいにされてしまいます。

その点、漢方薬の作用はゆっくりですが根本から身体のひずみを改善する力を持っています。またその人の全体的な治療で気・血・水などの総体的なバランスを整え改善してゆくので、主症状を治療していくうちに他の症状も良くなる成果が期待できるのも中医学、漢方薬の価値です。

現代医学は木を見て森を見ず。中医学というのは、病気だけでなく病人を診ます。

漢方薬店では病に苦しむ人々の訴えを重視し、お客様の個人差に合わせてきめ細やかな対応をして体と心を総体的に癒すことを目指しています。

①不安障害や緊張、やる気が起こらない、不眠などをココロを整える漢方!

近年、進学や就職、職場環境の変化、家庭内問題や経済不安など将来に不安を感じている人達が多くなってきています。そのためか、ささいな不安・ストレスに関する相談が増えています。精神(こころ)疾患に対しては副作用が少なく抵抗力を高める漢方薬がよく使用されています。

西洋医学では、精神活動は脳だけの働きとされていますが、中医学では、肝、心、脾、肺、腎、という五臓の何れもが精神活動に影響を及ぼし、さらに六腑の一つである胆も精神活動に関連していると考えています。

胆は決断を司るとされ、決断力があるかどうかは胆の働きの良しあしによっています。胆の働きが悪ければ決断力が鈍く、どんな細かいことにもくよくよと迷ってしまいすぐに判断できなかったり、ストレスが溜まりやすくなります。 またちょっとのことでも驚きやすく、すぐにドキドキし、不安感、緊張、気が焦る、不眠などを訴えるようになります。不安感や不眠、自律神経の諸症状には胆機能を増強し、決断力や胆力を強めることが重要です。

不安神経症、パニック障害、うつ病、不眠症、自律神経失調症、社会不安障害などの改善には体質や症状に合った漢方薬を選ぶ必要があります。

②うつ症・自律神経失調症・不眠症

自律神経とは私たちの体の中に網の目のようにはりめぐらされている神経で、ほとんどの内臓諸器官に働いています。この他、血管やホルモンの分泌、体温、発汗などの調節を行い、体の活動を陰で支えてくれる神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあり、この二つの神経はお互いにバランスをとっています。 昼は交感神経が、夜は副交感神経が優位に働きます。季節では冬は交感神経が、夏は副交感神経のほうが優位に働きます。季節の変わり目にバランスが崩れやすいのはこのためです。

さらに女性は生理周期との関係で男性よりバランスが崩れやすくホルモンが不安定になる思春期と更年期に多く現れます。また、生活のリズムと体のリズムが異なり、ストレスを強く受けても自律神経のバランスを崩します。性格的なものも関係し、神経質、生まじめ、几帳面、完全主義の人に多く見られます。

症状は頭痛、肩こり、めまい、動悸、不眠、イライラ、不安感、あせり、気持ちが落ち込む、やる気が起きない、のぼせ、発汗、吐き気、倦怠感、便秘、下痢など多種多様です。

自律神経は中国医学では「肝」に属します。肝は精神情緒をコントロールし気の流れをスムースにする大切な役割を担っています。

近頃、東日本大震災による影響、新型コロナウィルスによる影響、経済不安や職場環境の変化、家庭内問題など体調や将来に不安を感じている人達の相談が多くなってきています。

精神(心)疾患に対しては副作用が少なく、ストレスに対する抵抗力を高める漢方薬が広範に使用されています。

西洋医学では、精神活動は脳だけの働きとされていますが、中医学では、肝、心、脾、肺、腎という五臓の何れもが精神活動に影響を及ぼし、さらに六腑の一つである胆も精神活動に関連していると考えています。

胆は決断を司るとされ、決断力があるかどうかは胆の働きの良し悪しによっています。胆の働きが悪ければ決断力が鈍く、どんな細かいことにもくよくよと迷ってしまいすぐに判断できなかったり、ストレスが溜まりやすくなります。またちょっとのことでも驚きやすく、すぐにドキドキし、不安、不眠を訴えるようになります。 不眠や不安感、自律神経の諸症状には胆機能を増強し、決断力や胆力を強めることが重要です。

心と体、その人を取り巻く環境なども考慮し、自分に合う漢方薬と総合的によくしていく方法を相談します。

③耳鳴り・聴力低下について

耳鳴りに悩む方の相談が増えています。
その中には病院で検査しても、どこも悪くない、原因不明といわれる人もいます。
中国医学では「腎は耳に通じる」といわれ、腎が衰退すると耳にも症状が現れると考えられています。腎の衰退、すなわち「腎虚」とは年をとって体が老化していくことに密接な関係がありますが、なるほど年をとると耳鳴りが起きたり、耳が遠くなったりしがちで事実と一致します。 その他、耳はとても敏感な器官で、耳鳴りはストレスや疲労により現れることもあります。

「腎虚」からくる耳鳴りは、小さな音が持続し、夜静かになった時などに特に気になります。 眠りが浅く、ほてりやイライラ感などを伴うこともあります。

腎が衰えると、足腰や視力、聴力などが弱る、排尿異常などの老化現象も現れやすくなります。 このような場合は腎を補う「補腎薬」という漢方薬を使い治療します。

また、ストレスや精神的な原因から起こる耳鳴りは、突然発症することが多く、頭痛やめまいなどを伴い高く大きい音がします。 「肝」は自律神経を調節しストレスを発散する臓腑ですが、肝の負担が大きくなると気血の流れが乱れて耳鳴りにつながるのです。

このような場合は自律神経のバランスをとる肝の「疏泄」(気をほどよくスムースに散らばし、流す)機能をもつ漢方薬を利用して治療します。

④膝の痛み、腰痛、関節痛の悩みから解放

中高年の人の膝の痛みの原因として最も多いのが、変形性膝関節症で、膝の関節の軟骨がすり減ったために痛みが起こります。また、この病気は女性に多く見られます。最初のころは、正座や椅子から立ちあがるとき、歩き出す時などに痛みが出るのが特徴です。次第に階段の上がり下りや平地の歩行でも痛みが出てきます。そのうちに膝に水がたまって腫れ、さらに酷くなると、膝の曲げ伸ばしの度にギシギシ音がしたり、膝が曲がったままになってしまうこともあります。

腰痛は人類が二本足で歩き始めた時から起こったもので、人類の宿命と言えます。腰痛は気候の影響を受けやすく、特に冷えと湿気が痛みの原因で体内の気・血の流れが滞ると、痛みが引き起こされます。
腰痛の原因には姿勢の悪さやケガなどの外傷、慢性病や老化による機能低下などがあります。腰痛を伴う疾患には、ぎっくり腰や腰部椎間板ヘルニア、慢性関節リウマチ、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症などがあります。

西洋医学の治療では痛みを抑えるために消炎鎮痛剤の内服や関節へステロイド、ヒアルロン酸などを注射します。また、関節に水がたまった時は注射器で水を抜きます。

中国医学には痛みに対しても多くの治療法があります。単なる痛み止めではありません。痛みが発症した季節、原因、痛みの性質と特徴、場所、体質、全身の状態から総合的に分析し、それに合わせて体質を改善し、痛みを治します。
腰痛対策は、腎の強化と気血(きけつ)を補うことで、正気(抵抗力・免疫力)を養い身体全体の機能を高めることで痛みの改善をはかります。

痛みの相談が多い疾患は
頭痛、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)、首痛、変形性頚椎症、腰痛、坐骨神経痛、ぎっくり腰、脊柱管狭窄症、腰痛すべり症、椎間板ヘルニア、関節リウマチ、腱鞘炎、股関節痛、変形性膝関節症、肋間神経痛、三叉神経痛、後頭神経痛、痛風、帯状疱疹後神経痛、こむら返りなど

・肩が痛くて腕が上がらない、服の脱ぎ着がつらい。
・肩の痛みで腕が伸ばせない。腕がいつもだるい。
・手がしびれたり肩甲骨の周りが張って痛い。
・タオルや雑巾を絞る時に手首が痛い。
・階段の昇り降りの時に膝が痛い。
・歩き出す時に膝が痛む。
・膝が痛くて正座ができない。
・膝に水が溜まったり、冷えると痛い。
・長時間の立ち仕事や同じ姿勢を続けると腰が痛い。
・腰が痛くて、布団の上げ下ろしがつらい。
・仰向けになると腰が痛い。
・長時間座るのが辛い。
・腰痛に伴って下肢の痛み、しびれ、筋力低下が見られる。
・寝ていると足がつったりしびれる。

⑤頻尿・尿もれ・残尿感などおしっこの悩みをご相談

尿が近くなる、夜中に何度もトイレに行きたくなる、尿意はないのに漏れてしまう、おしっこの勢いが最近弱くなった、スッキリしないなど頻尿、尿もれの相談が増えています。
頻尿の起こる原因としては、膀胱や前立腺など泌尿器系の臓器に病気が存在して起こるものと、病気があるわけでもないのに起こるものがあります。
緊張するとトイレに行きたくなったりする経験は、多くの方があると思いますが、これはいわゆる神経性の頻尿です。
ご相談で最も多いのが歳を重ねることによる頻尿、尿もれで、すなわち老化によるものと言えます。
中国医学では、五臓のうち「腎」が主に体内の水分をコントロールしているとされています。
また、「腎」は二便(大便、小便)をつかさどると言われ、尿の生成や排泄は腎の陽気(腎陽)の働きによるものと考えています。

腎陽が不足している人は寒さの影響を受けて発汗量が減少したり、腎臓での水分の再吸収がうまく行われず、尿量が増えます。 また腎陽には膀胱の機能を助けて尿がもれないようにする働きがあります。

このような働きのある腎が弱った状態を「腎虚」(じんきょ)といいます。
腎虚には「補腎薬」(ほじんやく)という漢方薬を用い腎の機能を回復すると同時にその人に合った漢方薬で体調や体質を改善します。

漢方薬

漢方薬料金表

税込価格、商品の一部になります。

温胆湯 / 90包7,920円
黄連解毒湯 / 90包8,140円
葛根湯 / 90包6,600円
加味逍遙散料 / 90包9,020円
加味平胃散 / 90包9,900円
帰脾湯 / 90包13,200円
芎帰調血飲第一加減 / 90包11,000円
玉屏風散 / 90包9,900円
荊芥連翹湯 / 90包10,450円
桂枝加黄耆湯 / 90包9,900円
桂枝茯苓丸料 / 90包6,600円
香砂六君子湯 / 90包12,100円
杞菊地黄丸 / 90包8,580円
牛車腎気丸 / 90包6,380円
柴葛解肌湯 / 90包13,200円
酸棗仁湯 / 90包10,340円
滋腎通耳湯 / 90包11,550円
滋腎明目湯 / 90包13,200円
芍薬甘草湯 / 90包5,610円
小青竜湯 / 90包7,260円
生脈散 / 90包9,240円
参蘇飲 / 90包11,000円
大黄甘草湯 / 90包4,400円
大建中湯 / 90包6,600円
沢瀉湯 / 90包5,940円
竹葉石膏湯 / 90包13,200円
通導散 / 90包11,000円
当帰芍薬散料 / 90包7,260円
独活葛根湯 / 90包9,900円
独活寄生丸 / 90包8,800円
八味地黄丸料 / 90包6,160円
半夏厚朴湯 / 90包9,240円
補中益気湯 / 90包9,900円
麻黄附子細辛湯 / 90包5,940円
抑肝散加陳皮半夏 / 90包10,450円
ヨクイニン / 90包5,720円
オツジンS(乙字湯) / 180錠4,400円
ゴーレンN(五苓散料) / 180錠5,280円
マキョーN(麻杏甘石湯) / 180錠4,730円
ヨクイニンS(ヨクイニンエキス錠) / 420錠3,850円
  
板藍根エキス1000mg / 90包4,644円
田三七人参 / 420錠10,000円
小太郎漢方のしょうが湯 / 5袋540円
小太郎漢方の薬用入浴剤1,980円
小太郎漢方の絹のしずく石鹸1,100円

市販薬料金表

税込価格、商品の一部になります。

タイレノールA 10錠(ジョンソン・エンド・ジョンソン)807円
タイレノールA 20錠(ジョンソン・エンド・ジョンソン)1,097円
キッズバファリンかぜシロップ 120ml(ライオン)1,078円
キッズバファリン鼻炎ロップ 120ml(ライオン)1,078円
キッズバファリンせきシロップ 120ml(ライオン)1,078円
コルゲンコーワトローチ 24個(興和)731円
龍角散ダイレクトスティックミント 16包(龍角散)538円
正露丸 100錠(大幸薬品)800円
新ビオフェルミンS錠 540錠(大正製薬)2,618円
  
プロペト ピュアベール 100g(第一三共ヘルスケア)1,078円
  
ロキソニンテープSテープL大判(第一三共ヘルスケア)1,738円
ロキソニンテープSゲル(第一三共ヘルスケア)1,298円
消毒用エタノールIP 500ml(健栄製薬)731円
日本製紙 クリネックスティッシュ400円
市販薬